PDT(LED)とは
赤・青・近赤外。波長を使い分ける、光のケアです。
サロンのPDT(LED)では、何ができる?
赤・青・近赤外。波長を使い分ける、光のケアです。本場・韓国の現場で使われている手順を、そのまま学べます。医療の光線力学療法とは別のもので、エステサロンで提供できる範囲の技術です。
この技術でできること
本場・韓国の現場で使われている技術を、そのまま学びます。

赤・青・近赤外の光は、受けている実感が目に見えるケアです。サロンの看板になります。
他の施術の仕上げとして重ねられます。コースを一本の流れとして設計できます。
BASIC課程の知識で、PDT の理論と波長の選び方を扱います。使い分けの根拠から身につきます。
医療の PDT(光線力学療法)とは
がんに選択的に集まる特殊な薬を注射した後、がんの部分にレーザー光線を当てることによって起こる光化学反応を利用したレーザー治療
国立がん研究センター東病院「食道がん」
光感受性物質(レザフィリンなど)を血管内に注入し、数時間後にレーザーで照射します。消化器分野では胃がん・食道がんで保険適用が認められている治療法です。
🔴 これは医師が医療機関で行う治療です。サロンで行うものとは、使う薬も、光の種類も、目的も違います。
サロンで行うのは、LEDの照射
| 医療の PDT(光線力学療法) | サロンの PDT と呼ばれているもの | |
|---|---|---|
| 薬 | 光感受性物質を注射する | 使わない |
| 光 | レーザー光線 | LED |
| 誰が | 医師(医療機関で) | エステティシャン |
| 目的 | がんの治療 | 肌のお手入れ |
サロンで行うLEDの照射は、医療行為ではありません
- 光感受性物質の投与を行いません
- レーザーの照射を行いません
- 毛乳頭・皮脂腺開口部等を破壊しません(下の「光の線引き」を参照)
- 疾病の診断・治療・予防を目的としません
🔵 メニュー表に「PDT」とだけ書くと、医療の治療と取り違えられることがあります。「LEDによるケア」と併記する、医療行為ではない旨を添えるなど、誤解されない書き方にしてください。
光の線引き ― どこからが医行為か
用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
厚生労働省 医政局医事課長通知「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」(平成13年11月8日 医政医発第105号)第1(1)
通知が挙げているのは、毛乳頭・皮脂腺開口部等を破壊する使い方です。LEDの照射がこれに当たらなければ、この行為には該当しません。
「用いる機器が医療用であるか否かを問わず」と明記されています。エステ用として売られていても同じです。
焦点式の超音波は、2024年6月7日の通知で医行為と整理されました。HIFUはできる?
波長の使い分け
当協会が扱うのは、赤・青・近赤外の3つです。波長を使い分けるところが、この技術の中心になります。
赤・青・近赤外。波長を使い分ける、光のケア。
🔴 ここでは、波長ごとの効果は書きません。化粧品でも機器でも、効能をうたえる範囲は法律で決まっており、サロンの広告でその範囲を超えることはできないためです(使える言葉・使えない言葉)。
実際の使い分けは、肌の状態に合わせて設計します。当協会では、BASIC課程のDay2で「LED(PDT の理論と、波長の選び方)」を扱い、PRO課程では10の臨床技術の6番目として、他の技術との組み合わせまで進みます。
※ ここでの説明は、講座で扱う内容の概要です。効果を保証するものではありません。
機器と、うたい方
この法律で「医療機器」とは、人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具等(再生医療等製品を除く。)であつて、政令で定めるものをいう。
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第2条第4項
導入の前に確認すること
- その機器で何をうたっているか(「治療できる」とうたえば、医療機器としての使用目的を持つと受け取られ得ます)
- 日本での扱いを、販売元に書面で確認したか
- 海外のカタログをそのまま訳して使っていないか
- 第三者の機器認証を受けているか(日本エステティック機構)
当協会の課程では
LED(PDT)は、BASIC課程のDay2で理論と波長の選び方を扱い、PRO課程の「10の臨床技術」では6番目に置いています。韓国の肌管理でよく使われる技術のひとつです。
BASIC課程を見る / PRO課程の10の臨床技術を見る / 韓国肌管理とは / アクアピーリングとは / クライオ・RF(高周波)
よくあるご質問
サロンのPDTと、医療のPDTは同じものですか。
別のものです。医療で光線力学療法(PDT)といえば、がんに選択的に集まる特殊な薬(光感受性物質)を注射した後、その部分にレーザー光線を当てることによって起こる光化学反応を利用したレーザー治療を指します(国立がん研究センター東病院)。胃がん・食道がんで保険適用が認められている治療法です。サロンで「PDT」と呼ばれているのは、LEDの光を当てるケアで、光感受性物質の投与もレーザーの照射も行いません。医療行為ではありません。
エステサロンでLEDの照射はできますか。
できます。厚生労働省の通知(平成13年11月8日 医政医発第105号)が医行為として挙げているのは、用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為です。毛根を破壊する使い方でなければ、この行為には当たりません。
赤・青・近赤外は、どう使い分けるのですか。
当協会のPRO課程「10の臨床技術」では、6番目にPDT(LED)を置き、赤・青・近赤外の波長を使い分ける手順を扱います。BASIC課程のDay2でも、LEDの理論と波長の選び方を扱います。具体的な使い分けは、肌の状態に合わせて設計します。
LEDの機器は医療機器にあたりますか。
機器の構造だけでなく、使用目的で決まります。薬機法第2条第4項は、医療機器を「人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具等(再生医療等製品を除く。)であつて、政令で定めるもの」と定義しています。「治療できる」とうたえば、医療機器としての使用目的を持つと受け取られ得ます。導入前に、所轄の行政庁または専門家にご確認ください。
メニュー表に「PDT」と書いてよいですか。
書く場合は、医療の光線力学療法と混同されない書き方にしてください。「LEDによるケア」と併記する、医療行為ではない旨を添えるなどです。薬機法第66条第1項は、効能・効果・性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽または誇大な記事を広告し、記述し、または流布してはならないと定めています。日本エステティック振興協議会の統一自主基準も、「治療」「治癒」などの表現を使うことは違反行為になるとしています。
出典
- 国立がん研究センター東病院「食道がん」(光線力学療法=PDT の説明)
国立がん研究センター東病院 - 厚生労働省 医政局医事課長通知「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」(平成13年11月8日 医政医発第105号)
厚生労働省 法令等データベース - 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第2条第4項・第66条第1項
e-Gov 法令検索 - 一般社団法人日本エステティック振興協議会「エステティック業統一自主基準」
日本エステティック振興協議会
※ 本ページは、公表されている行政の通知・法令・公的機関の資料にもとづく一般的な整理です。個別の機器や施術が法令に該当するかどうかを判定するものではありません。
波長の選び方から、学べます
LED(PDT)は、BASIC課程のDay2で扱います。
LINEで相談する BASIC課程を見るお電話:092-409-8380 / メール:contact@k-beauty.or.jp